ギュンター・シュタイナーは、F1パドックにおける一部ジャーナリストの姿勢について率直な批判を展開した。ハースF1チーム代表を退いた後、メディア側へと転身した現在も、その歯に衣着せぬスタイルは変わっていない。2024年からドイツのRTLでコンサルタントを務め、2025年にはスカイF1やカナル+でも活動。これまで「質問される側」だったシュタイナーは、今や「質問する側」として新たな立場に身を置いている。
質問の本質は「聞き方」にあるシュタイナーは、自身の取材姿勢について明確な哲学を持っていると語る。「私にとっては、難しい質問をすること自体は問題じゃない。ただ、その聞き方がすべてだ」とシュタイナーは説明した。「質問はしていい。ただし、断定してはいけない」さらに、相手に自由に語らせることの重要性を強調した。「自分のバージョンを話させてほしい。それが私が常にメディアに求めていたことだった。質問するなら、何を考えるべきかまで押し付けないでほしい。かなりバカな記者もいる」過去の経験が生んだ強い不信感シュタイナーは、かつてのメディア対応で感じていた不満を隠さなかった。「我慢できない記者もいた。彼らは自分の考えを押し付けてきて、私は『イエス』か『ノー』で答えるだけだった」「メディアの中には、かなりバカな連中もいる。私はああいうやり方が嫌いだった。だから自分がそうならないようにしている」その一方で、単なる批判にとどまらず、自身はより尊重を重んじる姿勢を意識していると強調する。友人を相手にする難しさも長年パドックに身を置いてきたシュタイナーにとって、新たな役割には特有の難しさも伴う。「時には難しい。友人に対して質問することもあるし、それをドイツの全国放送でやることになる」「予選で失敗した直後に、そのことについて聞くこともある。でもそれが仕事だし、敬意を持ってやれば問題ない」パドックへの関わりは継続現在もF1との関係は完全には途切れていない。「昨年は12戦くらい現場に行った。今年は少し少ないが、メルボルンには行った」「反対側の世界がどういうものか、今はよりよく理解できている。それは良いことだ」「私の経験はF1にとって何かしら役に立つと思っている。簡単に離れることもできるが、この環境が好きなんだ。我々はこれまで多くの時間を共有してきたからね」
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