元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、2021年のマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンによるタイトル争いは、それぞれのチームメイトであるセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの出来にかかっていると語る。F1トルコGPの終え、ドライバーズ選手権はマックス・フェルスタッペンがランキング首位に返り咲き、ルイス・ハミルトンに6ポイント差をつけた。だが、形勢はメルセデスに傾いており、6ポイントという差はないに等しい。
F1トルコGPでは、バルテリ・ボッタスが優勝してマックス・フェルスタッペンが2位、セルジオ・ペレスが3位でルイス・ハミルトンが5位と、セカンドドライバーがタイトルを争う二人のライバルよりも上位でフィニッシュした。ミカ・ハッキネンは、今後のタイトル争いも各チームメイトのパフォーマンスが重要な役割を果たすと考えている。「週末からも明らかなことは、メルセデスのクルマがパフォーマンスの面でレッドブルの前に出たことだ。ルイスとバルテリは予選で最速だった。そしてマックス、は彼らがこの世界選手権に勝つためにレッドブルがするべきいくつかの仕事があることを認めている」とミカ・ハッキネンは語る。「日曜日のレッドブルの強みの1つは、強いレースをドライブし、マックスを守り、3位でフィニッシュしたセルジオ・ペレスのパフォーマンスだった。ルイスとの戦いは素晴らしかったと思う。タイヤマネジメントが得意であるドライバーの自信と成熟度が表れていた」「セルジオは最近いくつかの難しいレースをしたので、これはチームにとって素晴らしいパフォーマンスと良いタイミングだった」「世界選手権の最後の6レースに入ると、バルテリとセルジオがルイスとマックスに適切なレベルのサポートと戦略オプションを提供する上でますます重要な役割を果たすようになると思う。マックスは世界選手権を6ポイントしかリードしていない。残りのレースでは156ポイントが利用可能であり、タイトルはいずれかの方向に非常に速くスイングする可能性がある」