は、まだF1引退は考えていないと語る。35歳のヤルノ・トゥルーリは、F1でも高齢のドライバーのひとりとなっている。彼の上は、ミハエル・シューマッハ、ルーベンス・バリチェロ、ペドロ・デ・ラ・ロサだけだ。しかし、今シーズンF1復帰したシューマッハやデ・ラ・ロサとは異なり、トゥルーリは1997年にミナルディからF1デビューして以来、F1でレギュラードライバーを務めている。
F1を引退して2009年末にテストしたNASCARへの移行なども噂されているトゥルーリだが、まだF1を辞めるつもりはないと語る。しかし、トゥルーリは、今年から加入したロータスと後方争いをすることにあまり多くのシーズンを費やすつもりはないと語る。「正直、いつかはわからない」とトゥルーリは語る。「速くなければ、F1に留まることに意味はない」「もちろん、今年は受け入れるのが難しいけど、2011年の展望はいい感じだ」「僕はバックマーカーでいることに甘んじたくはない。ロータスには長期的な計画があるので、僕はそれを受け入れた」「初年度が難しくなることは、始めからはっきりしていた。今は我慢しなければならない」ロータスでキャリアを終えるつもりかと問われたトゥルーリは「場合による」とコメント。「正しい方向に向かっているので、今は来年もここにいるつもりだ。でも、未来はそんなに遠いとは思わない」