ヤルノ・トゥルーリは、2012年へのモチベーションは110%であり、ケータハムがF1のミッドフィールドに食い込み、初ポイントを狙えると主張している。ヤルノ・トゥルーリは、2011年マシンの扱い、特にパワーステアリングに苦戦していたことも影響し、2012年には交代になるとの憶測が広まっていた。だが、252戦のF1経験があるヤルノ・トゥルーリは、2011年は最悪の期間ではあったが、ケータハムがF1ミッドフィールドに食い込むという目標を理解してチームの3シーズン目への準備を助けることに集中していたと述べた。
また、技術チームの変更とKERSの導入によって、チームが2012年に初ポイントを獲得するという目標は合理的なゴールだと主張した。最近ケータハムのファクトリーを訪問したヤルノ・トゥルーリは「本当に有望な状況になってきている」と La Repubblica にコメント。「去年なかったKERSをやっと持つことができる。トヨタでKERSがなかったときに、それが差で問題を生じさせていたことを思い出すよ」「チームの技術的な構造も改善される。常に新しいエンジニアが入ってきているし、ジョン・アイリーの起用はチームの野心を表している」「レースに優勝するとは言わないけど、ニューカマーのグループを抜け出して、ミッドフィールドのグループに入るという野心は合理的だと思っている。僕たちはレースで何ができる、初ポイントを獲れる力があることを示してきている」またヤルノ・トゥルーリは、契約をさらに更新してチームを助けるために“モチベーションは110%”だとし、今年苦労した部分が識別され、調整されると確信していると述べた。「正直、僕の好みのマシンではなかった。パワーステアリングとフィーリングに多くの問題を抱えていた。でも、来年はその問題は改善されて、マシンは大きく改善されると確信している」「チーム全員が僕が技術的な問題を抱えていたことをわかっていたし、テレメタリーもそれを示していた。僕はクリーンなドライビングなので全く適応できなかったけど、ヘイキはドライビングスタイルを適応できた」「レースではチームのために素晴らしい仕事ができたと思う。ポイントテーブルを見てもらいたい。シーズンの最高結果は僕が出した。13位を2度獲得したし、それがチームがコンストラクターズ選手権10位を確保し、F1で2年間だけで多くの賞金をもたらした」