トヨタは、2018/19シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するLMP1カー『TS050 HYBRID』を公開した。今季のWECは“スーパーシーズン”となり、第1戦スパ・フランコルシャン(2018年5月5日)から始まり、2019年の第8戦ル・マン24時間(2019年6月15・16日)が最終戦となる。ル・マン24時間レースは第2戦(2018年6月16・17日)及び第8戦(2019年6月15・16日)、富士6時間レースは第4戦(10月21日)で開催される。
トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、2台の改良型「TS050 HYBRID」で参戦する。タイヤはミシュラン製を使用する。日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリー等に更なる信頼性向上が図られている。また、この活動で得られた技術は、量産ハイブリッド車やEV車開発へと活かされる。ドライバーは、#7号車がマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス、#8号車がセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴に新たにフェルナンド・アロンソを加えた組合せでWEC全戦に出場予定。また、アンソニー・デビッドソンはリザーブドライバーとして引き続きチームに所属する。チーム名:TOYOTA GAZOO Racing車両:TS050 HYBRIDNo.ドライバー 7マイク・コンウェイ(Mike Conway イギリス)小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)ホセ・マリア・ロペス(Jose Maria Lopez アルゼンチン)8セバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi スイス)中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso スペイン)
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