トヨタは、2023年のWRC(世界ラリー選手権)に参戦する車両『GRヤリス・ラリー1』を公開した。2023年仕様のGRヤリス・ラリー1は、パワーとトルクの両方の伝達を改善するためのエンジンのアップグレードを含む、一連の技術的な調整を受けた。ただし、最大の変更点は、車の側面にあるエアインテークがなくなったことだ。
また、トヨタは昨年末に到着した空力のアップデートに続いてリアウイングを微調整した。トヨタは、2023年シーズンにマニュファクチャラーズ選手権3連覇を目指し、開幕戦に4台を出走させる。現世界チャンピオンのカッレ・ロバンペラは、チームメイトのエルフィン・エバンスとセバスチャン・オジエと共にフレンチ・アルプスの試合に臨む。 勝田貴元は4号車をドライブするが、今回はマニュファクチャラーズポイントを獲得できない。ただし、セバスチャン・オジエが出場しないイベントでは、チームの 3 番目のポイント獲得車に昇格する予定となっている。GR YARIS Rally1 HYBRID. Refined and ready for WRC 2023. #ToyotaGAZOORacing #GRYaris #WRC #PushingTheLimitsForBetter pic.twitter.com/J2CqUtztKg— TOYOTA GAZOO Racing WRT (@TGR_WRC) January 13, 2023