TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、モータースポーツイベントの中止・延期が相次ぐ中、トヨタが所有する事業所内にて、『e-Motorsports Studio supported by TGR』を4月17日(金)に開設する。『e-Motorsports Studio』は、PlayStation®4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』に対応したレーシングシミュレーターとネットワークを配備し、国内外トップクラスのレーシングドライバーに活用いただくための“オンラインスタジオ”。
レーシングドライバーは各々の企画したe-Motorsports大会を通じて、世界中のドライバーやファンと自由に繋がり、以下のような企画を実施することが可能となります。なお、本施設はレーシングドライバーの集会や一般の方々の来場、参加を目的とするものではない。『e-Motorsports Studio』活用例・レーシングドライバー同士でのオンラインレースを開催、その様子をYoutubeチャンネル等で中継・『グランツーリスモSPORT』トッププレイヤーによるオンラインレッスンの配信・「GTチャンピオンシップ」や「GR Supra GT CUP」等の『グランツーリスモSPORT』公式レースへ参戦、その様子を放映・ル・マン24時間レースの当初開催日にTOYOTA GAZOO Racing WECドライバー6名がオンライン上で参戦する「TS050 Hybrid ワンメークレース(仮称)」の開催、放映本企画は、「このような時だからこそ、一人でも多くのファンの方にモータースポーツの魅力を届けたい」というレーシングドライバーの方々の想いを受けて実現したものであり、TGRとしても、従来のモータースポーツでは見ることのできない、メーカーやレースカテゴリー、更にはリアルとバーチャルの枠を超えたe-Motorsportsならではのコンテンツをここから発信していく。トヨタは「モータースポーツに触れたことのない方にとっても、新たなエンターテインメントの一つとして発展できるよう取り組んでまいります」と述べている。すでにこの企画には小林可夢偉が賛同を示しており、「トヨタのドライバーだけじゃなく、Nissanドライバー、ホンダドライバーも一緒にやりませんか?」と呼び掛けている。海外では、F1、インディカー、MotoGPといったシリーズが公式バーチャルレース・シリーズを立ち上げて多数の現役ドライバー・ライダーが参戦して盛り上がりを見せているが、日本ではeスポーツの普及の問題もあり、SUPER GTやスーパーフォーミュラでそういった取り組みは行われていない。
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