トヨタは、F1アブダビGP予選で、ヤルノ・トゥルーリが6番手、小林可夢偉は12番手だった。小林可夢偉 (12番手)「ここでトップ10に入りたいと思っていたが、ドライコンディションでのF1の予選は初めてなので、まず、それに慣れる必要があった。フリー走行は3回とも順調に行ったし、クルマも好調だった。簡単な予選ではなかったが、結局トップ10からわずか10分の1秒ほどの差で、ドライの中での初予選としては悪くないと思う。今週は、決勝でのペースに力点をおいてきたので、明日は大丈夫。ベストを尽くすし、ポイントを目指して頑張り...
ヤルノ・トゥルーリ (6番手)「暑いコンディションの中での非常に激しいバトルで、難しいセッションだった。長距離のサーキットにも関わらず、ラップタイムはとても拮抗していた。どのセッションも上手く行ったので、6番手グリッドには満足している。上位集団で戦うのは楽しく、今日も良い体験だった。もちろん、より上位にいたいが、今週末はこれまで、僕たちは良い仕事をしたし、トップ6は妥当だろう。クルマは力強く、決勝に向けて、とても良い手ごたえを感じているので、レースが楽しみだ」パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)「今回の予選は、渋滞回避に加え、タイヤの選択と温め方がカギだった。もちろんクルマは2台とも、もう少し上のグリッド獲得を目指したが、概して、タイヤに関しては上手くこなせた。3度のセッションを通じ、ヤルノはトップ3を競い続け、可夢偉はF1での2回目の予選かつドライコンディションは初めてなのに、非常によくやった。全体的に、予選の結果には満足しており、燃料搭載量は競争力があるので、明日は面白いレースになるだろう。今季の最終戦は絶対に、上位で終わりたい。準備は万端だ」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「2台揃っての予選最終セッション進出を果たせなかったことは、普通なら残念と言わざるをえない。しかし、普段の予選とは違い、タイヤが温まるまでに2ラップ以上かかり、ルーキーには難しいコンディションだったことを考えると可夢偉の予選第2セッション進出は、評価したい。ヤルノは順調に最終セッションに進み、上位グリッド獲得と思ったが、クルマ同士のタイム差が非常に詰まっており、最後の最後で、かわされてしまった。明日は天候も安定しており、シーズン最終戦を満足行く結果で終われるように全員で頑張る」F1アブダビGP予選 結果&順位:F1アブダビGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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