トヨタは、ティモ・グロックとの2010年のオプション契約を行使しない意向だと、各国のメディアが報じている。ティモ・グロック自身、今回の報道を認めており、「これからは周りを見ていかなければならない。いくつか可能性がある。自信はかなりある。今週、何が起こるかを様子をみてみるつもりだ」と語っている。トヨタの広報もこのニュースを認めているが、これはティモ・グロックを解雇したというわけではなく、両者がお互いに自由に選択肢を選べるようになったのだと主張している。
また、今回のニュースはトヨタF1チームの今後には関係ないとも強調し、「ドアは閉じられていない」としている。だが、トヨタとヤルノ・トゥルーリの今後もはっきりしておらず、この報道はチームの親会社であるトヨタ自動車株式会社が今シーズン末でF1プログラムから手を引く意向を証明しているのではないかともみられている。