トヨタは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが8番手、ヤルノ・トゥルーリが16番手だった。ティモ・グロック (8番手)「今日のセッションがうまく行き、大変うれしい。フリー走行1回目では、クルマの正確な分析は少し難しく、悪い路面状況も味方してくれなかった。クルマの調子は悪くなかったが、ラップタイムが出なかった。しかし、フリー走行2回目では、全体的にずっと良くなった。クルマがまとまり、路面状況も非常に良くなり、全プログラムをこなすことができた。2回のフリー走行を終えた時点では、クルマに...
ヤルノ・トゥルーリ (16番手)「今日は、タイヤとセットアップの評価をできた、いつもの金曜日のセッションだった。クルマは、まだまだハンドリングとセットアップを改善しなければならない。トラックにグリップはほとんどなく、路面がとてもほこりっぽかったフリー走行1回目は特にそうだった。そのため、駆動力をうまく引き出せず、オーバーステアリング気味になった。しかし、週末にかけて、状況は良くなるので、クルマの性能を最大限に引き出せるように変更しなければならない。全ての情報を分析し、うまく調整をしていきたい」ディーター・ガス レース&テスト・チーフ・エンジニア「全体的にポジティブな日だった。昨年のシンガポールGPでもそうだったように、市街地サーキットではよくあることだが、フリー走行を2回行ううちに、トラックの状況はどんどん良くなり、残りの週末を通じても向上するだろう。特にこのトラックで走行テストをしていないことを含めても、新しいパッケージについては順調だった。改良したパーツを、今日初めてクルマに装着したが、全て上手く機能し、アップデートのために一生懸命働いてくれた全員の功績だ。今回のように新しいパッケージの場合、分析すべきデータがより多く、予選に向けて、次のステップを踏むために、より長い時間をかけ、本当に注意深くデータをチェックしなければならない。まだたくさんやることがあるが、週末のレースに期待している」新居章年 シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター「新しい空力パッケージを持ち込んでの初めての走行であり、いろいろ心配もあったが、まずは順調に走り出すことが出来た。特に新しいサスペンションであり、バンピーなこのコースで、セッティング面での難しさも覚悟していたが、フリー走行1回目の走り始めから、ポジティブな反応で、安心することが出来た。明日の予選では、アップデートの効果を、お見せできることを楽しみにしている」結果&タイム・F1シンガポールGP フリー走行2回目:ベッテルがトップタイム・F1シンガポールGP フリー走行1回目:バリチェロがトップタイム
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