トヨタは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが6番手、ヤルノ・トゥルーリが13番手だった。ティモ・グロック (6番手)「フリー走行2回目はかなり良かった。午前のセッションは少し難しかったが、午後のセッションで、セットアップをいくらか変えたら、クルマはおおむね好調になった。クルマからパフォーマンスをさらに引き出すことができ、何の問題もなく、普段通りのプログラムをこなすことができた。クルマの調子はとても良かったが、もちろん、ラップタイムを上げるために、もっと作業をしなければならない。適切...
ヤルノ・トゥルーリ (13番手)「典型的な金曜日で、セッションは、トラブルもなくスムーズに行った。いつものように、2種類のタイヤをテストし、クルマのセットアップを行った。フリー走行1回目を踏まえ、改良を行ったので、午後のセッションでは、クルマへの満足度は増した。クルマをさらに改善し、このサーキットで、性能を最大限に引き出すために、まだやれることがあるので、予選のセットアップをもっと良くするために全データを精査する。今日は、シケインでの新しい縁石を初めて体験したが、特に問題もなく、まずまずだ。イタリアに帰り、地元のファンの前で走行するのは特別だ。日曜日には素晴らしいレースを見せたい」ディーター・ガス (レース&テスト・チーフ・エンジニア)「モンツァは常に、独特なレース・サーキットだが、今年はテストを実施していないためにさらにその感が増している。より低いダウンフォースで走行することに慣れる必要があるため、通常の設定と比べると、明らかにグリップ不足になる。今日は一日、上手くプログラムをこなして、今後のために、多くの情報を採ることができたので、予選までにクルマのバランスを向上させる作業を続ける。ミディアム、ソフトとも、タイヤの挙動は予想通り、大変良く、満足できる感じなので、とくに心配していない」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「午前中のフリー走行では全くミディアムタイヤのグリップを出すことができず、非常に苦しいイタリアGPの走り出しになった。しかし午後のフリー走行に向けて、メカニカルなセットアップを変更したことが功を奏して、パフォーマンスを示すことができた。しかし、まだまだ満足できるレベルではない。明日のフリー走行3回目に向け、さらに空力、技術的なセッティングを詰め、予選での上位グリッドを目指す」結果&タイム・F1イタリアGP フリー走行2回目:スーティルがトップタイム・F1イタリアGP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム