トヨタは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが2番手、ヤルノ・トゥルーリが7番手だった。ティモ・グロック (2番手)「スパに戻るたび、週末の最初の周回をこなす事は楽しい経験で、今日もその通りだった。スパは、素晴らしいサーキットで、特に競争力のあるクルマを持っている時には、ドライバーは大変やりがいを感じる。午前中のウェットコンディションのセッションで、答えを出すのは難しいが、午後のフリー走行での2番手は嬉しく、自信になった。クルマの調子は大変良く、それはラップタイムにも表れていた。まだ...
ヤルノ・トゥルーリ (7番手)「自分たちにとって良い金曜日だった。クルマが持っている強みを引き出すために、もっとやることがあることは明らかだ。リアエンドにもう少しグリップを増さないといけないが、概ね今日の結果には満足している。クルマは良い感触なので、高い競争力を示せる週末になってほしい。午前中のトラックは濡れていて、予定していたプログラム全てはこなすことはできなかった。しかし、そのようなコンディションの中でのクルマの状況をより理解するために、何周か走行した。ドライコンディションの午後は、トラックはどんどん速くなっていった。今日は、主に、決勝のペースでセッションをこなし、決勝の準備のためにクルマをセットアップした。日曜に向け、バランスは良く、着々と準備が出来ている」ディーター・ガス (レース&テスト・チーフ・エンジニア)「全体的に、ポジティブな1日だった。残りの週末の天気予報はドライなので、1回目のセッションがウェットコンディションだったことは少し不運だった。結果、クルマの作業をする時間を多少失った。午後は、主に、このレースに投入する改良した空力パッケージの評価に集中した。タイヤについても、ミディアムとソフトの両仕様とも、挙動は良いようだ。ウォームアップの問題を予期していたが、今回は、大丈夫みたいだ。概ね今日のセッションにはとても満足している。残りの週末も期待し、楽しみにしている」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「午前のフリー走行は典型的な“スパウエザー”となった。午後のセッションはタイトなスケジュールであったが、手ごたえをしっかり、つかむことが出来た。バレンシアの反省から、セッションの進め方も変え、ヤルノとティモでプログラムを分けたが、チーム全員がミスなく対応してくれた。このコースで重要な、セクター1とセクタ−3での最高速と、高速コーナーが続くセクター2でのダウンフォースのバランスも、データを採ることが出来た。今日の結果を活かし、明日はしっかり予選上位を目指す」F1ベルギーGP初日 結果&タイム・F1ベルギーGP フリー走行2回目:ハミルトンがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目:トゥルーリがトップタイム