トヨタは、最近のF1撤退に関しする報道に対し声明を発表。正式にこれを否定した。FIAが提案したF1へのスタンダードエンジン導入に対して反対の意思を示したトヨタ。トヨタモータースポーツ社長のジョン・ハウェットの「トヨタにとって、それ(スタンダードエンジン)はF1を撤退する理由になるだろう」とのコメントが引用され、トヨタF1撤退の憶測が広まった。
さらには、チーム代表である山科忠の「ル・マンに復帰したい」とのコメントから、ル・マンへ転向するとの報道もなされていた。これらの報道に対し、トヨタは声明を発表。F1が技術的なチャレンジである限り、少なくとも2012年まではF1参戦を継続することを宣言した。「トヨタは長期的にF1で成功すること打ち込んでおり、我々のF1での目標は優勝することです。我々は勝つために参戦しており、それを実現することを明言します。」「しかしながら、我々は、F1が技術的なチャレンジであり続けなければならないと考えています。これはトヨタにとって重要なポイントであり、これに変化がない限り、我々は少なくとも2012年まではF1を続けるつもりです」 「ル・マンを含め、トヨタは新たなモータースポーツへの可能性を検討することへの関心を隠したことはありません。現在、現行プログラムに変更や追加する正式な計画や決定はありません。」関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 - 2009年11月4日
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