トヨタは、F1ヨーロッパGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが7番手、ヤルノ・トゥルーリは15番手だった。ティモ・グロックフリー走行1回目 14番手 1分42秒036フリー走行2回目 7番手 1分39秒967「新しい開催地に来るのはいつも楽しいし、ここのサーキットには感動したよ。とても暑かったけれど、コースは楽しいし、レイアウトが面白いね。アメリカでのチャンプカーのレースでは、様々な市街地サーキットでレースをしたから、市街地サーキットは好きなんだ。けれど、バレンシアは港と建物がなかったら、長いストレートのおかげ...
ヤルノ・トゥルーリフリー走行1回目 12番手 1分41秒930フリー走行2回目 15番手 1分40秒877「今日は、私にとって特に良い一日ではなかった。クルマのバランスを調整する必要があるから、今夜それに関して調べなければならないだろう。でもコースは良くて、気に入ったよ。カートでは、いくつもの市街地サーキットでレースをしていたから、サーキットを学ぶのに時間はかからないよ。しかし、このサーキットは長いストレートを持ちながら、遅いコーナーと高速セクションがミックスされているため、セットアップの妥協点を見つける必要がある。最も重要なのは、週末の間に路面がどれだけ変化するかということだ。アスファルトはかなり滑らかであり、今日は予想どおりずっと滑りやすかったのだけれど、グリップは向上するはずだから、適切なセットアップを見つけるのは難しいだろう。」ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア「新しいコースに行ったときに最も重要なのは、今日のように技術的な問題が何も起きないままプログラムをやり通すことだ。新しいコースの初日で、我々は通常のプランを修正して行った。このサーキットの参考データがないので、公式練習1回目のスタートではサーキットを学ぶために、そして公式練習2回目の終わりではタイヤの反応を判断するために、より多くのロングランを行った。コースにはあまりグリップがないように思えたし、我々が期待するほど大きく向上もしなかった。それでも、ティモの出来には満足している。しかしながら、ヤルノはクルマのバランスに手こずっているようだ。そのため、我々は明日に向け理由を調べ、それを修正するつもりだ。」新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「何もかも初めてのサーキットの初日はまずまず順調にプログラムを進めることが出来た。まずサーキットのことを知ることが重要であるが、トラブルもなく走りこむことが出来た。ヤルノはまだ車のセッティングを詰め切れていないが、ティモは車のバランスもまずまず満足できるレベルに来た。今日は二人でエアロ、タイヤのデータ取りを分担して進めたので、この結果をもとに明日の予選に向けてベストなセッティングを見つけ出し、明日の予選では上位のグリッドを確保したい。」
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