トヨタは、F1ハンガリーGP予選で、ティモ・グロックが自己最高の5番手、ヤルノ・トゥルーリが9番手だった。ティモ・グロック (5位)「とても良い予選セッションとなり、もちろん喜んでいるよ。昨日の公式練習1回目で良いスタートを切ることができた。チームは夜を通して素晴らしい仕事をしてくれて、我々は適切なセットアップを選択した。タイヤに関しては非常に厳しい選択をしなければならず、周回ごとに厳密な判断を下さなければならかったから、今日のセッションは簡単ではなかったね。しかし、最終的に私のエンジニアたちは冷静...
ヤルノ・トゥルーリ (9位)「10 位以内に入れて嬉しいよ。けれど、難しい予選セッションとなってしまい、9番手グリッドとなったのは残念だ。今日の午前中からグリップとバランスに手こずってしまい、残念ながら時間内にそれらを解決することができなかった。予選でも同じ問題を抱えていたから、今夜のうちに調査しなければならないだろう。ティモについては嬉しいよ。彼は今週末今まで素晴らしい仕事をした。そして我々にとっては、コンストラクターズ・チャンピオンシップのために、できるだけ多くのポイントを獲得するのが、言うまでもなく重要なことだ。ここのサーキットでは追い越しはとても難しいけれど、明日は長いレースになるし、我々にできることはやるつもりだ。」パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー「ピットウォールから見ていると、とてもエキサイティングで喜ばしい予選だった。最後の周回以外は、すべてのセッションにおいて我々はトップ3で戦っていた。最後の周回で何が起きたのかは調査するが、その前の周回に比べて、わずかにパフォーマンスが下回っていた。しかしまだ落胆している場合ではない。ティモは、彼自身今までで最高となるグリッドポジションを獲得し、すべてのセッションにおいて力強かった。明日の燃料搭載量を確認しなければならないが、すべてのクルマが軽い燃料のときに、彼は一貫してトップ3にいた。ヤルノはバランスに手こずっていたので、今夜データを調べるつもりだ。今日は、タイヤ選択に関しては予断を許さなかったが、我々は走行プランを準備していたので、適切なタイミングで適切な判断を下すことができ、それが結果としてうまく運んだ。両ドライバー共に、明日のレースでは非常に良いポジションにいる。」新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「全てが順調な状態とはいえなかったが、ティモが5番、ヤルノが9番グリッドと2台揃ってトップ10グリッドを確保できた。公式練習3回目ではまだバランスが完全にとりきれなかったし、いつもと違い、プライムとオプション、2種類のタイヤデータを最後の最後まで解析しながら、予選でのタイヤの使い方を決めなくてはいけなかった。またコーナーの多いこのサーキットの特徴で、予選中もトラフィックに遭遇したりで、クリアーなラップを得るのに苦労をした。今日はまず予選での最低限の目標を達成できたので 明日のレースではさらに上位に進出、2台揃ってポイントを獲得したい。」
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