トロ・ロッソは、2008年用のマシン STR3のシェイクダウンを行った。トロ・ロッソ STR3は、エイドリアン・ニューウェイが設計したレッドブル RB4をベースとするマシンだ。レッドブルがRB4の開発に注力していたため、トロ・ロッソは現在昨年マシンの改良型で参戦している。レースドライバーのセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ブルデーは、マレーシアGPとバーレーンGPのために遠征中のため、STR3のシェイクダウンはレッドブル・ジュニアドライバーであるブレンドン・ハートレーが担当した。
18歳のハートレーは、イタリアのバイラノ・サーキットでフェラーリエンジンを搭載するSTR3をドライブした。先週、このサーキットではマルク・ジェネがF2008で直線走行テストを行っており、おそらくフェラーリも同席していたと思われる。STR3は、まだおなじみのトロ・ロッソのブルーやレッド・ブルの装いではなく、ダークブルーに塗られていた。ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーは、レッドブルのジュニアプログラムで最も評価の高いドライバーの一人である。昨年はフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップで最年少優勝を飾り、今年はイギリスF3に参戦している。
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