トロロッソ・ホンダは、2019年 F1ブラジルGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが2位表彰台、ダニール・クビアトが10位でレースを終えた。フランツ・トスト(チーム代表)「今日は素晴らしいレースだった。特に観客にとっては、セーフティーカーピリオドがショーを盛り上げ、非常にエキサイティングなものにした。「トロロッソ、ホンダ、そしてピエール・ガスリーが素晴らしいパフォーマンスを示した」
「ピエールは金曜日以降、すぐに競争力を発揮し、昨日も予選で素晴らしいペースを見せ、7番手でセッションを終えた。彼は6番グリッド上からスタートし(ルクレールのペナルティのため)、良いスタートを切り、オプションタイヤの管理とオーバーヒートを回避するための非常にクレバーな第1スティントを走った。1回目ピットストップで、彼はプライムタイヤに変更し、予想よりもさらに良いペースで走った。そして最後のオプションセットでは、すでに他のものより5秒の優位性があった。彼はキミ・ライコネンの挑戦によく反応した。ペースを上げて、ポジションを保持するために0.2秒速く走ることができていた。素晴らしい走りだったし、彼は本当に2位にふさわしい。フェラーリと他の選手が助けになったのは確かだが、ピエールはそれらの衝突がなくても5位または6位でフィニッシュするペースがあったし、今日彼はトロロッソで最高のレースをした。ダニエルのレースははるかに困難だったが、1ポイントを獲得することができた。理想的なワーキングに達するのに時間を要するプライムタイヤを履いていたため、彼にとってはトリッキーだったはずだ。オプションを履いたときははるかに良くなり、あのセーフティカーがなければ、さらに上位でフィニッシュするチャンスがあったのではないかと考えている。とはいえ、彼が勝ち取ってくれた1点はコンストラクターズ選手権6位の座を守るのに役立っているので満足している。そして、本当に素晴らしい勝利を遂げたアストンマーティン・レッドブル・レーシングとマックスを祝したい。今はアブダビを楽しみにしている。アブダビではもっといいポジションを争うチャンスがあると思っている。優れたセットアップを見いだし、今シーズン最後のレースですべてをうまくまとめられることを願っている」クラウディオ・バレストリ(チーフエンジニア)「なんてレースだ! 今日はトロロッソとホンダにとって素晴らしいひだ。現場、ファエンツァ、ビスター、さくらのオペレーションルールの素晴らしいチーム努力のおかげで表彰台の2段目という驚くべき結果を達成することができた! 今日の我々はまったくミスをしなかった。良いスタートを切り、レース全体で良いペースがあり、特にスタートで路面温度が非常に高くなったときにタイヤを管理した。ピエールの走りは完璧だったし、信じられないような最終ラップでルイス(ハミルトン)を抑えて2位でレースをフィニッシュした。アメージングだ! ダニーに関しては、彼のレースは他の様々なマシンと戦わねばならず、少し難しいものだったが、彼は10位でレースを終えることができ、チームにポイントをもたらしてくれた。これからハイな気分でアブダビに向うが、再び戦う準備はできている。コンストラクターズ選手権5位も不可能ではない」ピエール・ガスリー(2位)「僕にとってF1で初めての表彰台をトロロッソと共に獲得できて、本当にうれしい!。毎戦さまざまな戦いをしてきたけど、いつも『その時がくればきっと叶うはず』と信じていたし、今日実現できた。本当に素晴らしく、色々な感情が入り混じった気分だ!チームのことはいつも『イタリアの家族』だと思っていたし、彼らの情熱と、常に最大限までプッシュする姿勢が大好きだ。今日の結果は、僕が彼らの日頃の努力にお返しできる、最高の感謝のプレゼントだ。F1で走ることを夢見て、そしてその表彰台を目指してきた。でも、いざそれが叶った今は抱えきれないほどの色々な感情でいっぱいになり、何と表現していいか分からないくらいだ。言えることは、今日が人生最高の日だということだろう。僕がレーシングドライバーを目指してから支えてくれたすべての人に感謝している。皆さんのおかげで今日の表彰台を獲得することができた、ありがとう!」ダニール・クビアト(10位)「16番手からスタートした今日のレースは、簡単にはいかないと予想していた。あまり語ることは多くない。難しいレースだったが、セーフティカー後のリスタートで3台オーバーテイクすることができ、1ポイントを獲得することができたのはポジティブに捉えている。トロロッソにとって今シーズン2度目の表彰台獲得だ。中団チームの中でそれを成し遂げたのは僕たちだけではないだろうか。日頃の努力が実ったこの成果はとても喜ばしいことだ。今日のレースで多くのポイントを獲得し、チームのランキングは6位を奪還することができた。今日の結果はチームにとって大きな前進の表れになった」
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