トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2020年もピエール・ガスリーとダニール・クビアトを起用することを望んでいると語る。トロロッソは、2020年からレッドブルのファッションブランドにちなんでアルファタウリにチーム名を変更することが決定している。ピエール・ガスリーはレッドブル・ホンダに復帰したいと考えているが、フランツ・トストは2020年も同じドライバーラインナップを継続できれば満足だと語る。
ロシア出身ダニール・クビアトも今年トロ・ロッソに復帰。2017年にガスリーと同様にレッドブルから降格し、2018年をフェラーリのテストドライバーとして過ごした。「彼らはすでに多くのことを知っているので、私の人生を楽にしてくれている」とフランスは Auto Hebdo にコメント。「彼らに教える必要はない。彼らはレッドブルに少し早くに行ったのかもしない。しばしば言っているように、私の理想はドライバーと3年以上働くことだ」「彼らどちらにとっても簡単な状況ではなかった。レッドブルが来年にむけてどのような決定をするかを見てみるつもりだ。二人とも非常に速く、我々は彼らの仕事にとても満足している。個人的には、ダニエルとピエールが2020年も我々と一緒にいることを願っている。その選択はメキシコ後に発表されるはずだ」フランツ・トストは、ピエール・ガスリーがトロロッソでの生活にすぐに再適応したと語る。「ピエールのケースは、クビアトとは違っていた。彼はあまり長く我々のもとを離れていなかったからね。夏に彼をオフィスで見かけたときに『去っていたのが昨日のような気分だ』と言ったくらいだ」「ダニエルはレッドブルと長く付き合いがある。だが、どちらのケームもチームとクルマとの関係をすぐに見つけていた」ピエール・ガスリーにはトップチームのプレッシャーが大きすぎたかと質問されたフランツ・トストは「私はそこにいなかったから言うのは難しい」とコメント。「たぶん彼はマシンの挙動に不安を感じていた。それに彼は冬に2つの事故を起こし、それが彼の自信を傷つけた」「だが、F1のような世界では、特にマックス・フェルスタッペンようなドライバーに直面しているときは、鋼の精神が必要だ」