トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1シンガポールGPの予選を振り返った。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2へ進出して13番手してスタートタイヤを選択できるマシンの中で上位につけたが、ダニール・クビアトはQ1で敗退を喫して16番手で予選を終えた。
「それなりの金曜日を過ごした後、今日はFP3でダニー(クビアト)のマシンのシャシー側にオイル漏れが起き、いくぶんフラストレーションを感じる一日となった。これによって、彼は有意義な走行ができず、通常の準備を整えることができなかった。ピエールのFP3はだいぶスムーズで、クルマのパフォーマンスにはそれなりに満足していた」とジョディ・エギントンはコメント。「予選に関して、ダニーにはやるべきほどが多かったし、残念ながら、今回はQ1以降に進むことができなかった。ここはグリッドポジションが重要なのでフラストレースを感じる。明日はリスクを冒さなければならないし、どのようにリカバーできるか見てみるつもりだ。ピエールはそれなりに競争力があったが、繰り返しになるが、Q3への非常に厳しい戦いに敗れてしまった」「レースに目を向ければ、ここはオーバーテイクが難しいが、タイヤをうまく使うことができれば、セーフティカーによって生まれるチャンスがあるかもしれない。まだ順位を上げていける可能性はある」