トロロッソ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1シンガポールGP初日のフリー走行での作業を振り返った。「シンガポールはチームで働いている多くの人にとってお気に入りの場所です。都市の中心部に位置する本当に素晴らしいトラックですし、日中にスタートして、夜に終わるのがかなりユニークです。私たちはヨーロッパ時刻のままでいることができます」とジョナサン・エドルズは語る。
「このことは私たちに1つの障害を提示します。なぜなら、FP1とFP3は予選とレースとはかなり異なる時間帯で行われるからです。金曜日と土曜日の1回目のセッションとは路面温度がかなり変化します。そのため、それらのセッションで学んだことは翌日には関連性がありません」「シンガポールはストリートサーキットですので、ドライバーから多くのゲインが得られるコースですので、彼らに多くの自信ともたせるためにマシンで常にできるだけ多くの周回数を与えたいと思っています」「FP1ではいくつかバックグランドで空力テストを実施し、すべてが計画通りに進行しました。ピエールのインスタレーションラップではレーキを装着し、必要な情報をすべて収集した後は、マシンバランスと路面の進化に合わせこむことに焦点を合わせました」「FP1ではかなり競争力があるように思えましたが、異なる路面コンディションに対応できるようにFP2に向けていくつか変更を加えました。ベースタイヤでの最初の走行はかなり競争力があり、ポジティブに見えました。その後、オプションでは少しアンダーステアが発生し、タイヤから最大限を引き出すことができませんでした。今は明日に向けて何をする必要があるかは把握できています。軽い燃料を積んだ状態ではもっと多くのパフォマーマンスを発揮できる伸びしろがあると思いますが、燃料を積んだ状態での走行でのパフォーマンスは問題ないと思っています」