トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1ベルギーGPの予選を振り返った。トロロッソ・ホンダoの2台は、グリッドペナルティが確定しているダニール・クビアトが18番手でQ1を終えたが、今回からチームへの復帰となったチームメートのピエール・ガスリーにとっては不運の予選となった。
ガスリーはFP3で10番手となったが、Q1終盤でほかのマシンのトラブルによる赤旗中断により、最後のタイムアタックを中断せざるを得なかったことから、16番手で予選を終えることとなった。「今日のセッションについては、昨晩行ったセッティング変更作業が功を奏し、FP3ではいいタイムを出すことができた。クビアトはトラフィックの影響でタイムを更新するには至らなかったが、ガスリーはベストタイムを記録することができた」とジョディ・エギントンはコメント。「そのパフォーマンスを維持できると感じながら予選に向かったが、残念ながらそのような期待にはそぐわない予選結果になった。最初のアタックではクビアトはマシントラブル、ガスリーもタイヤ温度のマネジメントに苦しみ、その後の2回目のアタックは赤旗中断によりタイム更新とはならなかった」「今晩はこの状況からリカバーするために多くの作業を行わなければならない。明日の決勝で好機が訪れた際に確実に掴み取れるよう、これから準備を進める」関連:F1ベルギーGP 予選 | ルクレールがPP獲得&フェラーリが1列目独占