トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、個人的には2020年もダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンのドライバーラインナップを継続したいと考えているが、決定はレッドブル・レーシングに委ねられていると語る。今シーズン、トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトを呼び戻し、ルーキーのアレクサンダー・アルボンと契約して、完全に新しいドライバーラインナップでシーズンを戦っている。
両ドライバーは今シーズンの前半戦で印象的なパフォーマンスを見せており、どちらか一人のドライバーがピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダに昇格するのではないかとの憶測を呼んでいる。ダニール・クビアトは、すでに2015年にレッドブルでF1を戦った経験がある。しかし、2016年シーズン途中にトロロッソに再び降格し、その1年後にはレッドブルのプログラムを外されている。しかし、トロロッソ・ホンダに復帰したダニール・クビアトのパフォーマンスは、フランツ・トスト、そして、復帰させることを決断したレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコから称賛されている。アレクサンダー・アルボンに関しては、決定が遅れたにも関わらず、すでに3度の入賞を果たし、3戦ではあと一方で入賞というパフォーマンスを示している。フランツ・トストは、2020年もダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンのドライバーラインナップを継続したいと認める。「我々には2人の本当に優れたドライバーがいる」とフランツ・トストはホッケンハイムでコメント。「ダニール・クビアトが速いことは過去からわかってることだし、さらに彼は今では成熟し、非常に良いパフォーマンスを示している」「私にとってアレックス・アルボンは、ノリスと共に若いドライバーのなかでッポジティブなサプライズだ」「彼は非常に強力なシーズン後半を過ごすことになると思っている。彼はクルマをかなり把握しており、F1がどのようなものかを知っているからね。我々が適切なパッケージを提供すれば、彼は本当に良い結果を出してくれるだろう」「個人的に私は二人のドライバーを継続できることを願っているが、最終的に決定するのはレッドブルだ。決定は9月末もしくは10月序盤になると思う」
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