トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの予選を振り返った。トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが今季2回目となるQ3進出を果たして9番グリッドを獲得したが、ダニール・クビアトはQ1で敗退して17番手で終えている。
「金曜日のマシンバランスは両サイドのガレージともまずまずであり、ロングランとショートランのパフォーマンスはだいたい検討がついていたので、エンジニアたちは一晩かけてあらゆるエリアの段階的な改善に取り組むことができた」とジョディ・エギントンはコメント。「マシンバランスとパフォーマンスはFP3でも期待通りだったが、予選はガレージ間でまったく異なる展開となり、ダニー(クビアト)がQ1を突破できなかった一方で、アレックスはQ3に進んで9番手につけている。堅実な結果だ。当然、この結果には満足しているが、予選でダニーがマシンのから最大限を引き出すことを阻んだ理由を理解する必要がある。それまで、彼は良いペースを見せていたからね」「この後、我々の焦点は明日のレースの準備に移る。両ドライバーにとってベストなオプションを決めるためにも、今夜の戦略エンジニアたちは多くの作業に取り組まなければならない。今週末これまでの自分たちの競争力レベルを考えると、エキサイティングなレースになるだろう。明日もこの流れが続くと見ている」