トロロッソのF1チーム代表フランツ・トストは、“Bチーム”の制限を求めているルノーF1チームのシリル・アビテブールに反論した。F1オーストラリアGPの週末、シリル・アビテブールは、Bチームがマニュファクチャラーからパーツを購入して独自にパーツを製造するチームよりも競争力を発揮している例としてトロロッソの名前を挙げた。
「トロロッソは昨シーズンの大部分でテクニカルディレクターがいなかった。何が起こったかは明らかだ。競争力のあるクルマを造るためにテクニカルディレクターさえ必要ないということだ。我々にとってそれは問題だ」とシリル・アビテブールは語っている。しかし、フランツ・トストは、シリル・アビテブールは不満を言うのをやめ、自分たちのクルマをより競争力のあるものにすることに集中すべきだと語った。「マニュファクチャラーチームを運営している者は、小規模チームが彼らよりも速く、優れていることに不満を言っている。彼は単純に宿題をきちんとこなせていないだけだ」とフランツ・トストは RaceFans にコメント。「我々はトロロッソにいるので、トロロッソについてだけ話すことができるが、我々は昨年からギアボックス、リアサスペンション、フロントサスペンションのパーツをレッドブル・レーシングから得ている。トロロッソが競争力を発揮できている理由は主にホンダの素晴らしいパワーユニットのためだ。他チームはそれおど素晴らしい仕事ができていないように思う」「それゆえ、彼らは不満を言うべきではない。彼らは自分たちの仕事をするべきだ。我々はクルマ、素晴らしいドライバー、そして、ホンダの素晴らしいパワーユニットを優れたパッケージにまとめあげている。それが我々に競争力がある理由だ」
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