トロロッソ・ホンダは、2019年のダニール・クビアトの復帰をF1ロシアGPの土曜日に発表すると噂されている。トロロッソ・ホンダは、2019年にピエール・ガスリーがレッドブル・レーシングに移籍することが決定しており、少なくとも1つの空席ができている。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ロシアGPの週末にドライバー発表を予定しているとシンガポールで述べていた。
ロシアは、ダニール・クビアトの母国であり、発表の場としては最適と考えられている。しかし、フリー走行が行われた9月29日(金)にトロロッソ・ホンダからの発表はなかった。ダニール・クビアトの復帰について質問されたレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「私は噂にはコメントしない。もうみなさんもそれをご存じのはずだ」とコメント。「明日、何が起こるか見てみようではないか」クリスチャン・ホーナーは、噂されたジュニアドライバーのダニエル・ティクトゥムは“F1のレベルではない”として2019年の起用に否定的であり、もうひとつのシートについてはブレンドン・ハートレーが2019年も続投する可能性が高まっている。マクラーレンのシートを失うストフェル・バンドーンは、2019年にF1シートを獲得できる可能性は“0%”だと語っており、トロロッソ・ホンダ加入についても「もちろん、彼らとも連絡を取っている。彼らは彼らの状況についてとても正直に話してくれたし、自分がどのような立場にいるかがすぐにわかった」とコメント。「彼らは僕を待たせ続けるようなことはしないし、選択肢ではないと認識している。僕にとってそれはかなり明白だった」また、メルセデスとの契約を解消してトロロッソ・ホンダの加入が噂されるパスカル・ウェーレインは、マヒンドラでフォーミュラEをテストしており、フェリックス・ローゼンクヴィストのインディカー転向が決定したことで、フォーミュラEに参戦するとの見方が強い。ブレンドン・ハートレーは、自身の将来について“パニックに陥ってはいない”と語っている。「パニックには陥っていない」とブレンドン・ハートレーは Newstalk ZB にコメント。「とにかく僕は自分の仕事をすることに集中している。実際に僕にできる唯一のことは速く走り、良い仕事することに集中することしかないからね」「1~2戦良いレースをすれば、見出しは非常に異なるものになるだろう。僕はまだ来年もグリッドに並ぶことを目指している」「僕には来年の契約があるし、状況が非常に素早く変化していくのは明らかだ」