トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトを2019年にピエール・ガスリーの後任として起用することを次戦F1ロシアGPで発表すると報じられている。現在、トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーは2019年にレッドブル・レーシングに移籍することが決定しており、チームには少なくとも1つは確実に空席ができる。
その後任を務めるとされているのがロシア出身のダニール・クビアトだ。かつてレッドブルのジュニアプログラムに所属し、トロロッソとレッドブルでF1を戦っていたダニール・クビアトだが、2017年後半にレッドブルのドライバープログラムから外されている。その後、ダニール・クビアトは、フェラーリに開発ドライバーとして加入。レース週末でのファクトリーでの作業を含めたシミュレータードライバーの役割を担っている。だが、レッドブルはダニール・クビアトにピエール・ガスリーの後任としてトロロッソでもう一度チャンスを与えることに決めたようだ。元F1ドライバーのロバート・ドーンボスは「彼は来年トロロッソで走るだろう。契約はサインされている」と Ziggo Sport Totaal にコメント。また、F2ドライバーのニック・デ・フリースも「契約はモンツァの土曜日にサインされた。僕は週末ずっとその場にいた」と母国オランダのテレビカメラに語っている。実際、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、次戦ロシアGPでドライバー発表を予定していることを今週末シンガポールで認めている。それはダニール・クビアト、ロバート・クビサ、アントニオ・ジョビナッツィかと質問されたヘルムート・マルコは「そのなかの一人だ。ソチで伝えることになるだろう」と Sky Italia に語った。
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