ショーン・ゲラエルは、2019年のトロ・ロッソのF1シートを獲得するために全力を尽くしていくと語る。今年F2に参戦するインドネシア出身のショーン・ゲラエル(20歳)は、F1シンガポールGPのフリー走行1回目に出走し、トロ・ロッソとF1グランプリ週末を果たした。今後もあと3回のフリー走行1回目で走ることが予定されている。
また、バーレーンとハンガリーでのインシーズンテストにトロ・ロッソから参加したショーン・ゲエラレルはシーズン終了後のアブダビでもテスト参加が予定されている。ショーン・ゲラエルは、それらのF1活動で印象付けるだけでなく、スーパーライセンスの資格を得るためにF2でも成績を残さなければならない。「スーパーライセンスポイントを獲得するために本当に良い結果を出す必要があることはわかっているし、ポイントだけでなく、全体的に良い結果を残さなければならない」とショーン・ゲラエルはコメント。「来年、それができることを願っている。全力で頑張っていくし、来年もトロ・ロッソのテストプログラムを継続して、2019年に何かをもたらせることを願っている」ショーン・ゲラエルは、今年のF2でランキング15位につけており、今シーズンのベストリザルトは前戦モンツァでの5位となっている。ショーン・ゲラエルは、モンツァでの結果をきっかけにして、シーズン終了までに力強い走りをしてきたいと語る。「正直、難しいスタートだった。僕たちのペースはいつも比較的良いけど、僕たちが多くの問題を抱えてきた。1日目から信頼性に問題があった」「判断するのはとても難しい。ありがたいことに、いくつかのレースではペースを示すことができているし、レース2ではいつも何かを示している」「モンツァはかなりクリーンな週末だったと思うし、最後の2レースにむけて自信の後押しになったと思う」「最後の2レースではもっと良い仕事ができることを願っている」ショーン・ゲラエルの父リカルド・ゲラエルは、ケンタッキーフライドチキンのインドネシア法人であるKFCジャゴニャ・アヤムの代表を務めている大富豪であり、F1ハンガリーテスト後には2018年にトロ・ロッソがケンタッキーフライドチキンのカラーリングに変更になるとの噂が広まった。