トロ・ロッソは、セバスチャン・ベッテルが5位、セバスチャン・ブルデーが7位とダブル入賞を果たした。今週末も力強い走りを見せたトロ・ロッソ。9番手からスタートしたセバスチャン・ブルデーは、オープニングラップで5位に浮上。終盤まで5位をキーブしていたが、終盤の雨でコースに留まる決断をしたことが裏目に出てしまい、7位でレースを終えた。10番手からスタートしたセバスチャン・ベッテルも、同じくグルーブタイヤでコースに留まる決断をし、最終コーナーでハイドフェルドとアロンソにかわされるが、5位でレースを終えた。
トヨタやレッドブルを抑え、ダブル入賞を果たしたトロ・ロッソ。雨がなければBMWをも打ち負かせる走りをみせた。コンストラクターズでもホンダを抜き、8位に浮上。今、一番勢いがあるチームであるのは間違いない。セバスチャン・ベッテル (5位)「僕とセブの両方がレースのあとで笑顔になれた。最後のラップは信じられなかったし、最後の5メートルで抜かれたのはショックだった。ハイドフェルドに続いてアロンソがインターミディエイトで僕を「ヒューッ」と抜いていったんだ。最後はとても慎重を要したし、本当にマシンを信頼しなければならなかった。僕たち全員がオールージュとブランシモンはフラットだと言っていたけど、いくらか雨が落ちていた。これらのコーナーの本当の特性だと言えるね。トラフィックにはまってしまったけど、全体的に素晴らしいレースだった。でも、マシンには満足してるし、今日の僕たちはとても力強いペースを持っていた。前のドライバーたちはまだ異なる局面にいるけど、僕たちはいくらか前進したし、これから次の数レースでポテンシャルを生かせるかは僕たち次第だ。」セバスチャン・ブルデー (7位)「最後のラップで、マシンが全てのコーナーを逃れられるかは宝くじだったよ。そのときまで全てが順調だったので、恐ろしい状況だったよ。でも、僕はリスクを冒すよな状況ではなかったし、レースの最後は、どこでフィニッシュしたかわからなかったよ。素晴らしい結果にとても近づいていて、ほとんど触れることができたと感じていた。その時点でが素晴らしい週末だったので、非常にフラストレーションが溜まるフィニッシュだった。そのような残念だったけど、それでもチームのためにとても力強い結果だったよ。」