アブダビは、レッドブルとの交渉を認めたが、トロ・ロッソの買収を目指しているとの報道は否定した。今週、すでにメルセデスGPの株式を所有しているアブダビの国営投資企業アーバーが、IPIC(国際石油投資会社/International Petroleum Investment Company)とスペインの石油ブランドであるCEPSAを通じて、トロ・ロッソを買収しようとしていると報じられた。
IPICのカデム・アブドラ・アル・クバイシCEOは、最近スペインGPとモナコGPを訪問していた。アーバーは1日(水)に声明を発表し、「現在、オーストリアを拠点とするレッドブルとプロジェクト・ベースでの協力についてのオプションを評価している」とレッドブルとの交渉を認めた。「それら(交渉)は、レッドブルの企業プロジェクトとアブダビとの共同事業のためのものだ。レッドブルのF1チームや、レッドブルの飲料ビジネスとは関係はない」また声明のなかでアーバーは「メルセデスGPの40%の株主として、堅固かつ永続的に関与している」と述べた。
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