テオ・プルシェールが、スーパーフォーミュラの合同テストに参加。マシンやチャンピオンシップとしてのスーパーフォーミュラについての印象を語った。ザウバーF1チームの育成ドライバーであり、2023年FIA フォーミュラ2王者のテオ・プルシェールは、TEAM IMPULからスーパーフォーミュラの合同テストに参加。
初めてのスーパーフォミュラのマシン、初めての鈴鹿サーキットだったが、テオ・プルシェールは2日目に初参加のドライバーとして最速の6番手(1分36秒586)をマーク。経験のあるドライバーと十分に戦えるF2王者の実力を感じさせるパフォーマンスを示した。初日の走行を終えてJ SPORTSのインタビューに応じたテオ・プルシェールは「良い日だったよ。マシンも素晴らしかった」と語った。「鈴鹿のコーナーはインプレッシブ。特にすべての高速コーナーはね。F1で有名なトラックで、何人かのF1ドライバーからも『鈴鹿は常にお気に入りのコースのひとつ』といつも聞いていた。それが今日確認できたよ」「ナイスなコースでナイスなマシン。ここには入れてうれしいよ。まだたくさんのことを学んでいるところだ」F1のルーキーFP1やポストシーズンテストでアルファロメオのF1マシンも走らせた経験のあるテオ・プルシェールは、スーパーフォーミュラのマシンの印象について「スーパーフォーミュラはF1とF2の間だと思う」と語った。「ブレーキはF2に近いと思う。ダウンフォースはF1寄り、パワステモF1の様だね。F2はパワステがないからね。タイヤはまったく異なる。ピットストップやスタートもだね。ナイスなチャンピオンシップだと思う」「日本のチームと一緒に働くことについては、時々コミュニケーションは簡単ではないけど、いろいろと自分自身を表現しようとトライしている。お互いに学んでいる」また、2024年のスーパーフォーミュラへの参戦は正式に決定したわけではないが、テストでの目標について質問されたテオ・プルシェールは「ターゲットを様子を見たいよね。とにかくベストを尽くすよ」とコメント。「たくさん楽しむよ。なぜなら特別なチャンピオンシップだからね。このタイプのチャンピオンシップは慣れていないし、僕にとっていい経験なので、可能な限り楽しんで、人として、レーシングドライバーとして、成長したいと思っている」