エイドリアン・スーティルが、新車VJM03の感想、2010年シーズンへの意気込みを語った。今シーズンはどのようになると感じていますか?良いシーズンになると期待しているし、そうなるとかなり確信している。良い冬を過ごせたし、非常に良い開発プログラムがあったので期待は高い。クルマは素晴らしいと思うし、風洞シミュレーションでポジティブなステップを踏んでいるけど、テストをして僕たちがどこにいるか様子をみてみないとね。うまくやらなければならないとわかっているし、個人的には完璧な準備をしようと心がけてきた。
今年の目標は?昨年をどれくらい上回りたいですか?2010年は本当に重要なシーズンだし、うまくいくだろうと非常に楽観的に考えている。シーズンをスタートするときは常に前年よりも良くなりたいと思うものだし、今年は開幕戦からの一貫性が重要だと思う。完璧にスケジュール通りだったのは初めてなので、今年は最初から終わりまでマシンや僕ができることを示せる初のシーズンだと感じている。中団にいて、バーレーンから競争力があればいいね。フォース・インディアでの4シーズン目ですね。あなたにとって持続性はどのような意味を持ちますか?チームは本当に心地よいし、彼らは僕をとても良く知っていて、僕がどのように作業するかや長所や弱点をわかっているので、僕にとっては家族のようなものだ。その関係のおかげで、彼らは僕に合ったことを本当にわかってくれているし、彼らを信頼している。昨シーズンの終わりにとても良いと感じていたし、2010年にもっと良い選択肢を見つけることは難しかった。ここ4年間にわたって、もちろん多くのことが変化したけど、ビジェイが2007年に引き継いでから正しい方向に進んでいると思う。彼は全力を尽くすとコミットしてくれたし、目標を持っている。今、僕たちは本当に良い状態だと思うし、僕たちは全ての問題を解決した。この冬の作業状況は一貫性があったので、大きなアドバンテージだ。現在、安定性があって、レースに集中できる数少ないチームのひとつであるは素晴らしいことだ。今年は、前年より新チームやワールドチャンピオンが多くなって、競争は非常にタフです。それについてはどう思いますか?もちろん、現在フィールドには4人のワールドチャンピオンがいるので競争は本当にタフになるだろう。マクラーレンのルイスとジェンソン、フェラーリのフェルナンド、そして、メルセデスではミハエルが復帰した。彼ら全員に多くの敬意を持っているし、実際に同じグリッドに並ぶことに本当に興奮しているけど、結局、彼らはライバルだ。ヒーローや目標として彼らを持ち上げることはできない。レースをしているときは、彼らは打ち負かさなければならない相手だ。彼らに対してうまくやれれば、自分を本当に高めることができるので、本当に楽しみにしている。関連:・フォース・インディア、VJM03を発表 - 2009年2月9日・フォース・インディア VJM03 (主要諸元)