元F1ドライバーのエイドリアン・スーティルが、モナコでマクラーレン・セナLMで事故を起こした。2018年に発表されたマクラーレン・セナは、伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠したマクラーレン史上最も究極な性能を持つロードカー。パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps・最大トルク800Nmを発揮。0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速は8.2秒、最高速度328km/hとなる。
マクラーレン・セナLMは、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)で特別なカスタマーにむけて生産される限定モデル。サーキット専用のマクラーレン・セナGTRの公道バージョンであり、限定20台のみの生産で価格は2億円を超えるとされている。元フォース・インディア/ザウバーのF1ドライバーの名前がメディアで報じられるのは久しぶりのことだ。スーティルに怪我はなかったようだが、心は大きな傷を負ったかもしれない。