ウィリアムズは、スージー・ヴォルフを2015年のテストドライバーに起用することを発表した。テストドライバーに就任したスージー・ヴォルフは、2015年にウィリアムズ FW37で2度のFP1セッションと2日間のテストを予定している。また、現在進行しているFW37、さらにFW38の開発のために広範囲なシミュレーターでの走行を行う。
スージー・ヴォルフは、3年間ウィリアムズの開発ドライバーを務め、今年のF1イギリスGPとF1ドイツGPでフリー走行を担当。女性ドライバーとしては20年ぶりにグランプリ週末に走行を行った。また、ウィリアムズは、スージー・ヴォルフの後任の開発ドライバーを評価しているとした。スージー・ヴォルフ「私にとって正しい方向へのまたひとつのステップです。ウィリアムズが私の進行、ハードワークを認めてくれたことをうれしく思います。それにはパフォーマンスが重要ですからね。ウィリアムズは、歴史のなかで非常にエキサイティングなステージにいますし、私たちは素晴らしい勢いとともに2015年に進んでいます。チームの一員であることを誇りに思っています。FW36が示した力強いパフォーマンスをFW37にも生かすためにフェリペとバルテリと密接に作業をしていきます」クレア・ウィリアムズ (ウィリアムズ 副チーム代表)「我々は、スージーが新しい役割で来シーズンもチームと続けていくことを嬉しく思っています。彼女は力強い技術知識、フィードバック、トラックとシミュレーターの両方でクルマを走らせた際のパフォーマンスで我々に感銘を与え続けています・2012年4月に加入して以来、彼女は着実にクルマに乗る時間を増やしてきました。公式テストドライバーへの任命は自然な進行です。我々には2015年にむけて非常に力強く安定したドライバーラインナップがいます。それはポジティブな2014年シーズンを基にしていくために重要な遺産となります」