関口雄飛が、スーパーフォーミュラ 第4戦 もでぎ でデビュー4戦目にして初優勝を飾った。ポールポジションの関口雄飛は、スタートで絶好のダッシュを見せ首位をキープ。1周目からハイペースで後続を引き離していき、3周目にはその差は約4秒に広げた。その後、38周終了時に、最後のドライバーがピットを終えた時点で、関口雄飛は2位のアンドレ・ロッテラーに約8秒の大差をつけてトップに復帰した。
終盤にはややマージンを取ったペースでその差が詰まったものの、それでも6秒の大差をつけ、独走でのポール・トゥ・ウィン。“遅れてきたルーキー”が今季から参戦したスーパーフォーミュラのデビュー4戦目にして嬉しい初優勝を飾った。前戦3位表彰台を獲得している関口雄飛は、この勝利でドライバーズランキングでも首位に浮上した。「昨日の予選からチームに本当に助けられた」と関口雄飛はコメント。「昨日は戦略、クルマ共に最高で、ポールを取ることが出来た。今日のレースもスタートさえ決めて、1コーナーで前に出られればと思っていた。スタートは苦手なので、今大会はずっと練習をしてきた」「今回は自分のレース人生を変えられる一戦になると思っていたので、不安もあったが、良いスタートが切れて良かった」「スタートのあともとても良いペースで後続を引き離すことが出来、その後は心配なく戦えた。本当にチームに感謝している。レース前から、今年は混戦でみんなポイント差が無いので、ここで勝てばランキング上位に浮上できることが分かっていた」「シリーズとしてはルーキーだが、気持ちは周りのベテランと変わらず、チャンピオンを狙うつもりで、次戦以降も勝つことだけを考えて全力で戦う」関連:【動画】 2016 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ:決勝 ダイジェスト