2018年のスーパーフォーミュラ 第3戦の予選が5月26日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得した。前戦オートポリスでは悪天候で決勝が中止になったスーパーフォーミュラ。土曜日のスポーツランドSUGOは快晴のなかで予選を迎えた。
予選はQ1から波乱。残り2分20分で赤旗。WECで負傷したピエトロ・フィッティパルディの代役として参戦しているトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がクラッシュ。一旦再開が宣言されてピットレーンにマシンが並んだが、回収に時間がかり、スタートしないというトラブルがあった。Q1では国本雄資が1分05秒330でトップ通過。山下健太(KONDO RACING)、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM'S)、トム・ディルマン、そして、午前中のクラッシュで予選に出走できなかった伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)がノックアウト。しかし、その後、5番手タイムだった関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が赤旗中にタイムを記録したとしてタイム抹消。16番手に下がり、Q1脱落。山下健太がQ2に進出することになった。7分間のQ2。松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分04秒でトップ通過。今回の大会にはF2に参戦する福住仁嶺に代わってTEAM MUGENの15号車をドライブしているレッドブルの育成ドライバーでマカオGPのウィナーであるダニエル・ティクトゥムが9番手で脱落。以下、山下健太、ニック・キャシディ(KONDO RACING)、塚越広大(REAL RACING)、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)がノックアウントとなった。8台で争われたQ3。野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースレコードを更新する1分04秒694を記録して自信3度目となるポールポジションを獲得。2番手には0.247秒差で小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が続いてフロントローを獲得。3番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、4番手には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。2018年 スーパーフォーミュラ 第3戦 スポーツランドSUGO 予選 結果PosNoNameTeamBest Time 15野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING1分04秒694Q3218小林可夢偉carrozzeria Team KCMG1分04秒941Q3320平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1分04秒985Q342国本雄資P.MU/CERUMO・INGING1分04秒986Q356松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING1分05秒048Q3616山本尚貴TEAM MUGEN1分05秒313Q3736中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM'S1分05秒498Q381石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING1分12秒71Q3915ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN1分05秒256Q2104山下健太KONDO RACING1分05秒286Q2113ニックキャシディKONDO RACING1分05秒377Q31217塚越広大REAL RACING1分05秒497Q21350千代勝正B-MAX RACING TEAM1分05秒562Q21464ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING1分05秒584Q2158大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANS1分05秒920Q11619関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1分06秒063Q11737ジェームス・ロシターVANTELIN TEAM TOM'S1分06秒091Q1187トム・ディルマンUOMO SUNOCO TEAM LEMANS1分07秒239Q1 65伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACING Q1