スーパーフォーミュラの開幕前最後となる第2回公式合同テストが29日(木)に富士スピードウェイで2日目を迎え、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2日間の総合トップタイムを記録した。第2回公式合同テストの2日目は、午前中のセッションが開始される午前9時半の段階で、気温は18℃、路面温度は21℃まで上昇した。
この日のセッションには、前日同様19台が参加したが、15号車には阪口晴南が乗り込んでいる。また、初日と同様、午前中のセッションだけは、各ドライバーともに2回オーバーテイクボタンを使用できるという取り決めになっていた。午前中は、野尻智紀は1分21秒621をマーク。このタイムは、初日にNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がマークしたトップタイムを上回っており、この時点で野尻智紀のタイムが総合トップとなっている。2時間半のインターバルを経て、2回目のセッションが始まったのは、午後2時。この時点で、気温は22℃、路面温度は32℃まで上昇。そこからセッションが進むにつれて、さらに気温は25℃、路面温度は33℃まで上がって行った。午後にトップタイムを記録したのはソフトのユーズドタイヤを履いていた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。石浦宏明は1分22秒495までタイムアップし、計時モニターの1番上に躍り出る。この2人に続いたのが中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)でタイムは1分22秒846。2日間のテストを通じて、“らしくない”順位に沈んでいた一貴が、最後のセッションはようやく3番手に浮上した。以下、小林可夢偉が4番手、平川亮が5番手、伊沢拓也が6番手と続いている。2日間の総合順位では、No.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップ。2番手には同じく午前中に自己ベストタイムをマークしたNo.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。以下、同様に、午前中のベストタイムで、No.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)、No.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と続いた。PosNoNameTeamBest Time15野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING1分21秒62121石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING1分21秒63033ニック・キャシディKONDO RACING1分21秒940450千代勝正B-MAX RACING TEAM1分21秒996520平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1分22秒112664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING1分22秒235765伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACING1分22秒47987ピエトロ・フィッティパルディUOMO SUNOCO TEAM LEMANS1分22秒528916山本尚貴TEAM MUGEN1分22秒649102国本雄資P.MU/CERUMO・INGING1分22秒7441119関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1分22秒8191236中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM分S1分22秒8461317塚越広大REAL RACING1分22秒8511418小林可夢偉carrozzeria Team KCMG1分22秒889154山下健太KONDO RACING1分22秒947168大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANS1分23秒023176松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING1分23秒0751837ジェームス・ロシターVANTELIN TEAM TOM分S1分23秒1691915B阪口晴南TEAM MUGEN1分23秒707
全文を読む