スーパーフォーミュラの合同テスト・ルーキーテストが12月5日(水)・6日(木)の2日間にわたって鈴鹿サーキットで行われる。例年、このテストは来季の各チームのドライバーラインナップを探るうえで注目のテストとなっている。また近年、スーパーフォーミュラには海外ドライバーからの注目が寄せられている。
この2年ではストフェル・バンドーンやピエール・ガスリーといった後にF1に昇格するヨーロッパの有望株が準備期間として参戦しており、今回のルーキーテストにも多数の外国人ドライバーの参加が決定している。現時点でも、F2に参戦したアルジュン・マイニ、ヨーロッパF3選手権に参戦したラルフ・アーロン、エイドリアン・ニューウェイの息子ハリソン・ニューウェイ、ゲルハルト・ベルガーの甥にあたるルーカス・アウアー、英国F3をランキング12位で終えたトリスタン・シャルパンティエといった名前がエントリーリストに名を連ねている。日本勢では、今季F2に参戦していた牧野任祐がNAKAJIMA RACINGからエントリー。だが、Hondaエンジン搭載チームではDANDELION RACINGとTEAM MUGEN、トヨタエンジン搭載チームではKONDO RACINGの2台と、TOM’Sの1台がT.B.Nのまま、明日からのテストを迎える。2018年ドライバーチャンピオンの山本尚貴や、チームタイトルを獲得したKONDO RACINGのニック・キャシディ、山下健太等の動向が注目される。海外メディアの報道では、F2のベテランドライバーであるアルテム・マルケロフがトヨタ系、マカオGPを2連覇、ヨーロッパ選手権で2位、次期トロロッソ・ホンダのドライバー候補と目されるダニエル・ティクトゥムと野尻智紀がTEAM MUGEN、山本尚貴と福住仁嶺がDandelion Racingから参戦すると報じられている。特にダニエル・ティクトゥムはスーパーフォーミュラのテスト参加のために日本へ移動していることを自身のTwitterで投稿しているが、何らの不手際やトラブル、もしくは選手権として当日のサプライズとして取っておいてあるのだろうか?テストは、12月5日(水)が9時~11時 14時~16時、12月6日(木)は30分ずつ延長となり8時30分~11時、14時~16時30分で行われ、一般にも公開される。No.DriverTeam/Engine3・4T.B.NKONDO RACING TOYOTA RI4AT.B.N5・6T.B.N DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda HR-417ET.B.N7シャルル・ミレージUOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA RI4Aラルフ・アーロン7or8アルジュン・マイニ8大嶋 和也片山 義章15・16T.B.NTEAM MUGEN Honda HR-417ET.B.N 17トリスタン・シャルパンティエREAL RACING Honda HR-417E18小林夢偉carrozzeria Team KCMG TOYOTA RI4A19関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA RI4A20平川亮36・37中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA RI4AT.B.N 38・39石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RI4A坪井翔50ルーカス・アウアーB-Max Racing team Honda HR-417Eハリソン・ニューウェイ64・65アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING Honda HR-417E牧野任祐
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