ルノーF1のテストドライバーを務めるアルテム・マルケロフが、2019年に日本でスーパーフォーミュラ参戦に向けて交渉していると Autosport が報じている。ロシア出身のアルテム・マルケロフは、ロシアン・タイムでGP/F2に5シーズン参戦。2017年には来季からフェラーリのドライバーを務めるシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えた。
今年、3勝を挙げてランキング5位でシーズンを終えたアルテムマルケロフは、開幕前に今季がF2での最後のシーズンになるだろうと語っている。ある時点ではウィリアムズのF1デビューも噂されていたマルケロフだが実現はせず、2019年にルノーとの関係を維持するかどうかも不透明となっている。だが、2019年は日本のスーパーフォーミュラでキャリアを継続することになりそうだ。報道によると12月5日・6日に鈴鹿サーキットで開催されるルーキーテストにチーム・ルマンから参加するという。実際にスーパーフォーミュラに参戦するかどうかは、テスト後に決断すると考えられている。今年、チーム・ルマンは、大嶋和也とピエトロ・フィッティパルディでシーズンをスタート。フィッティパルディがWECで負傷した後はトム・ディルマンがドライバーを務めていた。トム・ディルマンは、来期はNIOからフォーミュラEに参戦することが決定しており、多くの日程が重なることから再びスーパーフォーミュラに参戦する可能性は低いと考えられている。