レッドブルF1育成のリアム・ローソンは、4月9日(日)に富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラ 第2戦を5位で終えた。レースはクリーンスタート。TEAM MUGENのチームメイトでポールポジションの野尻智紀が大湯都史樹(TGM Grand Prix)に抜かれ2番手にポジションダウン。
3番グリッドからスタートしたリアム・ローソンも2台に抜かれ6番手にポジションダウン。しかし7周目にオーバーテイクで5番手にポジションアップする。9周目にセーフティーカー導入。10周目消化とともにダブルピットイン。野尻智紀が大湯都史樹をオーバーテイクして、実質トップへ浮上。リアム・ローソンは6番手でピットアウト。13周目にレース再開し、22周目、24周目にリアム・ローソンがオーバーテイクをして4番手に。3番手を走る坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)に何度も挑むが、なかなか抜けず。タイヤ交換を済ませていなかった平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が40周目にピットインし、野尻智紀がポール・トゥ・ウィンで今シーズン初優勝。リアム・ローソンはセーフティカー走行時の車間距離によるペナルティを受けて、完走タイム+5秒となり最終的に5位でレースを終えた。野尻智紀(優勝)「最高ですね!昨日リアムに負けたので、そこからかなり精神的につらかったんですが、応援団のみんなも毎周、旗を振ってくれて凄く勇気づけられて、今日は最高の一日を過ごせました。またこんな日があるといいですね!鈴鹿も頑張ります!ありがとうございました」リアム・ローソン(5位)「今日のレースは良かったです。本当に良かった!朝の予選で本当にいいペースを見せたけど、少しタフだったと思う。でも、ペナルティは残念だった。ただ、この週末の出来はみんなのチームワークのおかげだと思う。これからが楽しみですね!本当にチームの素晴らしい仕事に感謝しています。これ以上ないスタートが切れたので、次戦以降も楽しみです」田中洋克(監督)土曜のRd.1でローソン選手、日曜のRd.2では野尻選手が優勝し、開幕の富士で2連覇という素晴らしい成績を収めることができました。今年は車のエアロパッケージとタイヤの仕様が変わって不安がありましたが、チームスタッフが社内とサーキットで完璧にこなしてくれた作業が最高の結果をもたらしてくれました。そしてそれに応えるように、野尻選手とローソン選手が素晴らしい仕事をしてくれました。今シーズンも開幕からTEAM MUGENの強さとドライバーの速さを見せることができて嬉しく思います。この勢いを緩めず今後も闘い続けます。応援をお願いします。
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