ダニエル・ティクトゥムが2019年に日本のスーパーフォーミュラにフル参戦することを同シリーズのFacebookページが明らかにした。レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムは、今年のヨーロッパF3選手権の前半戦をリードするもの、シーズン後半にミック・シューマッハに逆転されて2位でシーズンを終えた。
トロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられていたダニエル・ティクトゥムだが、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たしておらず、現時点では2019年にF1でレースをすることはできない。スーパーフォーミュラは、過去にストフェル・バンドーンとピエール・ガスリーがF1への準備期間に参戦しており、ダニエル・ティクトゥムも同じ道を歩むと思われる。今年8月のスーパーフォミュラ 第5戦 ツインリンクもてぎにはレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが訪問しており、F1でタッグを組むホンダと意見を交わしていた。その際、ヘルムート・マルコはスーパーフォーミュラ視察についてヘルムート・マルコは「実際にスーパーフォーミュラを観てみたかった」とコメント。「昨シーズン、ピエール・ガスリーのパフォーマンスと成長は印象的だったし、来年に我々の他のドライバーをスーパーフォーミュラに送り込めるかどうかを見たいというのも理由だ」「クルマは速いし、タイヤのベストを引き出すのが難しいように見える。全体的に非常に印象的だと言わなければならないし、F1のための非常に良いトレーニングの場になると思う」ダニエル・ティクトゥムは、昨年F2にも参戦した福住仁嶺の代役としてスーパーフォーミュラにスポット参戦。レッドブルのカラーリングが施されたTEAM MUGENを走らせており、来季フル参戦する際にも同チームからの参戦が予想される。ダニエル・ティクトゥムは、現状30点のF1スーパーライセンスポイントを獲得。今週末、ポールポジションからスタートするマカオGPで優勝すれば、35点までポイントを伸ばすことになる。