スーパーアグリは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行った。スーパーアグリにとっては、オーストラリアGP、マレーシアGPと同じような金曜日となった。スーパーアグリは、ギアボックスをはじめとするパーツが足りず、これまで限られた周回数の中で、テストプログラムを行っている。また、バーレーンで新体制を発表するとみられていたスーパーアグリだが、初日は特にアナウンスはなく、チームはこれまでの同じカラーリングのマシンで走行を行った。
佐藤琢磨フリー走行1回目 22番手 1分36秒536フリー走行2回目 21番手 1分35秒712「簡単な一日とはならなかった。周回を重ねるに従ってバランスがどんどん変化し続け、セットアップの評価やセットアップを詰めて行く時間がなかったため、マシンバランスを掴むのに苦労した。タイヤに関しては、昨年よりも一段階ソフトなタイヤに取り組んでいるため、今日はミディアムとソフトの違いの比較が興味深く、両方ともうまくいっている。明日はマシンバランスを見つけるために、もっと努力しなければならない」 アンソニー デビッドソンフリー走行1回目 21番手 1分36秒145フリー走行2回目 22番手 1分35秒712「今日は横風が吹いてだれにとっても厳しい一日だった。なんとかマシンのレース用のバランスを見つけることができたが、明日の予選に向けてのマシンバランスを掴む必要がある。トラフィックのため新しいタイヤをしっかり試すことができなかったが、心配には及ばないだろう」 グラハム・テーラー スポーティングディレクター「今週末に向けて調整する必要があったために、1回目のフリー走行では最小限の走行しかできなかった。今日は天候も良く、風もそれほど吹いていなかった。コースもすぐにきれいになったようだった。午後のフリー走行ではタイヤを試すために長めに走行する狙いで、おおまかには試すことができたが、車のハンドリングには満足からはほど遠い状態だ。これからしなくてはならないことがたくさんあるが、明日には少し改良されることを期待している。ドライバーたちはここでは2008年のレギュレーションに苦労しているようだ」
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