元F1ドライバーの鈴木亜久里が、23日(木)放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。F1ドライバー時代、そして、チームオーナー時代のお金事情を赤裸々に語った。鈴木亜久里は、約7年間F1で活躍し、1990年には日本GPで日本人ドライバーとして初の表彰台となる3位表彰台を獲得している。
F1ドライバー時代の年収について鈴木亜久里は「7億とか8億とか。(一番良い年で)10億円弱」と激白。2006年にはスーパーアグリを立ち上げてチームオーナーとしてF1参戦。だが、2008年のシーズン途中に財政難により撤退している。チームオーナー時代について鈴木亜久里は「地獄を見た」とコメント。1年後に返ってくるものの「最初にチームをエントリーするのに55億円いるんです」と説明した。さらにチーム運営として年間120億円かかると説明。大半はマシンの開発費で、エンジン1基に約1億円、さらに世界を転戦するための旅費も年間20億円ほどで「1週間で2億ずつなくなる」と述べた。最終的に資金繰りが悪化して撤退した鈴木亜久里は「もうやりたくない、F1はテレビも見たくない」と笑顔で語った。関連:鈴木亜久里、16億円の返済を命じられる - 2010年6月25日
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