F1は、大手ストリーミングプラットフォーム「Paramount+(パラマウントプラス)」との全く新しいパートナーシップを発表した。パラマウント・グローバルが所有するサブスクリプションサービスは、2014年のローンチから「CBSオールアクセス」として運営された後、2021年に発表された。今月初めに行われたオーストラリアGPでは、トラックサイドでParamount+のロゴが確認された。
F1によると、この取り決めの一環として、レースの週末にファンゾーンエリアでそのシリーズや映画が上映され、サービスの特徴が「世界中のF1イベントで実現される」という。さらに、今年後半には、マイアミ、モントリオール、スピルバーグ、シルバーストーン、モンツァ、鈴鹿、オースティン、メキシコシティ、サンパウロ、ラスベガスで、トラックサイドでのブランディングやプロモーションの機会がさらに増える予定となっている。「このパートナーシップは、F1がスポーツの振興と新しい観客へのアピールのために新しい手段を模索する継続的なコミットメントを示すものです」とF1のコマーシャル担当マネージングディレクターであるブランドン・スノーは述べた。「Paramount+とそのプラットフォーム上のコンテンツは非常に人気があり、F1同様、近年急速に成長しています」「私たちは、グローバルなプラットフォームとエンターテインメントに関する総合的な専門知識を駆使して、ファンエクスペリエンスをさらに向上させ、F1とParamount+の両方を新たなレベルに引き上げていきます」。Paramount+のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼インターナショナル・ジェネラル・マネージャーのマルコ・ノビリは「Paramount+は、世界中のオーディエンスにアプローチするための新しく革新的な方法を模索し続けており、今回のF1との提携が、我々の世界的成長を支え続けると確信しています」と語った。「F1の公式パートナーとなることは、世界中の何億人ものファンにParamount+のブランドとすべてのキャラクターをに命を吹き込むことを意味します」「このグローバルな契約を通じて、モータースポーツとエンターテインメントの世界が融合し、グリッドの内外で強力なストーリーテリングの機会がもたらされることになります」