F1スペインGPの舞台となるバルセロナ-カタルーニャ・サーキットは、2023年の第8戦からコースレイアウトが変更される。また、安全対策やパドック設備も一新される。バルセロナ郊外のこのサーキットでは、1991年に初めてF1スペインGPが開催され、アイルトン・セナとナイジェル・マンセルがホイール・トゥ・ホイールでチャンピオンシップの栄光を手に入れた。それ以降、いくつかの変更が加えられている。
2007年、バルセロナの最終コーナー手前にシケインが導入されたが、今年はそのシケイン(現在のターン14-15)が撤去され、元のレイアウトに戻される。最後の2つの高速コーナーには新たにTECPROバリアが導入され、F1スペインGPの公式コース全長は4.657kmとなり、従来のコースより18m短くなる。2023年スペインGPからシケイン撤去F1スペインGPのコースは他にも変更が加えられており、ターン1のランオフエリアは拡大され、70メートル以上のグラベと5%の勾配が追加され、ドライバーの安全性を向上させるためにターン1とターン2を保護するフェンスは新たに設置される。ピットレーン出口のスコアボードは2023年に向けて改装され、「より近代的」な 信号塔が設置される。また、縁石やタイヤバリアの再塗装や交換も行われる。最後に、メインストレートに沿った長いピットビルのホスピタリティとコーポレートエリアが拡大され、近代化される。また、ファンエリアの常設トイレも2023年6月2~4日のF1スペインGPのために改修される。
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