F1スペインGPを開催するバルセロナが、バレンシアとの交互開催に“ノー”を突きつけた。F1ヨーロッパGPを開催していたバレンシアが2013年のスケジュールから消え、今後はスペインの2カ所で毎年交互にレースが行われることになると予想されていた。しかし、シルクイート・デ・カタルーニャは、公共機関であるバルセロナの議会から新たな投資を取り付けたと El Mundo Deportivo が報道。
「我々には2016年までスペインGPを主催する契約がある」とシルクイート・デ・カタルーニャのヴィンセンチ・アギレラ代表は述べた。「それを維持したい」「それどころか、同条件で2020年までの延長について話し合う用意もある」また、ヴィンセンチ・アギレラは「我々は交互開催を希望していない。バレンシアの考えはわからない。彼らには(バーニー)エクレストンと合意があるようだが、我々には何も言うことはない」と AS に述べた。バレンシア側はこの発言に驚いている。バレンシアの政府筋「(バレンシアとバルセロナの)会長間で、交互開催に関する合意があった」と Marce に述べた。「カタロニア州政府の成立に変化があったのかもしれないが、我々にはわからない」「こちら側としては、交互開催を通じてバレンシアでF1を継続しようと努力してきたことを理解してほしい。収益を増やし、コストを下げることによってグランプリに合理性が与えられることになる」
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