今週末のF1シンガポールGPには文字通り“暗雲”が立ち込めている。地元の報道によると、インドネシアで発生した森林火災によってシンガポールは“煙霧”に覆われ始めており、大気汚染レベルも健康に害を及ぼす可能性が懸念される段階まできているという。
このような状況を受け、F1シンガポールGPの主催者は声明を発表。大気汚染への対策を進めていると述べた。「煙霧が原因で、視界、公衆衛生、また運営上の問題が発生した場合、シンガポールGPはイベントに関するいかなる決定を下すにあたり、関係機関と緊密に協力していく」具体的には観客の健康面のリスクを啓発するためにサーキット内のスクリーンやラジオ、また公式サイトやモバイルアプリなどでPSIの測定値や注意勧告を行い、サーキットには防塵マスクも用意されているという。ただし、状況は改善しており、現時点ではイベント開催に支障はないと考えられている。