F1シンガポールGPの主催者は、リバティメディアが廃止を決定したグリッドガールを今週末の決勝で起用することを発表した。伝統的に女性客室乗務員をグリッドガールとして採用してきたF1シンガポールGPのタイトルスポンサーであるシンガポール航空は「我々の客室乗務員はシンガポール航空のブランド大使であり、2018年 F1シンガポールGPでも引き続き重要な役割を果たしてきます」と声明で述べた。
今年、F1の新オーナーであるリバティメディアは、露出度の高い衣装を着た女性は“現代の社会規範にそぐわない”として、何十年にもわたって伝統的にF1グリッドに華を添えてきた“グリッドガール”を廃止することを発表。代わりに決勝でドライバーのボードを持つ“グリッドキッズ”を起用。開幕戦オーストラリアGPでは子供たちがドライバーのネームボードの前に立っている。これは主にフェミニスト団体からの苦情、社会問題となっている“女性蔑視”“セクハラ”対策への措置ではあるものの、これまでグリッドガールを務めてきた女性たちの“仕事を奪う”ことになる決定にモータースポーツ界だけでなく、スポーツ界全体を含めた世界的な論争へと広がった。だが、シンガポールでは、シンガポール航空の女性客室乗務員“シンガポールガール”として独自のブランドを確立されており、文化的な違いによってリバティメディアの決定には同意できないとノ得b他。広報担当者のディーン・シャムズは「リバティメディアは、グリッドガールの典型的な露出の多い衣装によって性的なペルソナがにじみ出ているとして女性差別だと見なしている。当然ながら、彼らは先進的なブランドとして見なされていと思っている」と子も円と。「一方、シンガポール航空とシンガポールは、地元のアイコンとしてシンガポールガールをみなしている。その点で、彼女たちはシンガポールのユニークさとホスピタリティというブランドを表すのに適していると思う」関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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