ブルーノ・セナは、1年でF1グリッドから外れることはないと確信している。ヒスパニア・レーシングで厳しいデビューシーズンを送っているブルーノ・セナは、F1イギリスGPでは山本左近にシートを明け渡したが、残りのシリーズではシートを確保できると自信をみせている。2011年のプランBがあると尋ねられたブルーノ・セナは「ビーチでココナッツを売ることだね!」とジョークで返答。
「実際は、F1を続けられるチャンスが100%なことを願っている。でも、残念ながらそれを話すのは不可能だ」「2009年シーズン前は、僕はホンダでレースをするチャンスがあったと思う。もちろん、最終的にはそうならなかったけどね」「F1では、洞察力は働かないものだ。唯一のことは契約にサインすることだ。常に話はあるけど、正式なものではない。様子を見なければならない」ブルーノ・セナは、2011年の所属チームを予測できないと語る。「グリッドにいるという保証のあるチームはほとんどない。F1は簡単な時期ではない」「それほど単純なことではない。でも、彼ら(HRTの上層部)は計画を立てている。最も良いのは、チームを選べることだ。僕の目標は、今だけでなく何年も留まることだからね」「でも、このチームであろうが、他のチームだろうが、来年F1にいられる保証を得るために取り組まなければならない。それは多くのことに依存してる」ブルーノ・セナは、ヒスパニア・レーシングを支援する2010年の支援に財政的な限界があったことを認めるが、チームにはシーズンを終えるだけの予算はあると語る。「幸い、僕たちには良い契約がある」とブルーノ・セナは語る。「予測するのは難しいけど、このようなレースシーズンを経験したことによって、僕たちは難しい状況を回避する契約をした」「でも、失望してはいない。困難を受け入れなければならない。チャンスの一年なんだ。(F1に)入るのはもっと難しいからね」「競争力のあるクルマを持ってここにいるわけではない。素晴らしい学習経験だ」