ブルーノ・セナが、イギリスGPでレースに参戦できなかったのは、一通のメールを誤送信してしまったためだと Auto Bild Motorsport が報じている。先週末のイギリスGPでは、十分な説明もなくブルーノ・セナがレースに出走しないことが発表されたため、スポンサー関係のトラブルとの噂が広まった。一部報道では、代役として参戦した山本左近が、500万ドルのスポンサー資金を持ち込んだとも言われていた。
シルバーストンでは、何度もミーティングが行われ、次戦ドイツGP以降は、再びブルーノ・セナがステアリングを握ることが決定した。同誌によると、ブルーノ・セナはヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスやコレスのチームマネジメントを激しく批判するメール作成し、誤ってそれをコレス本人に送信してしまったという。そのため1戦のみのドライバー交代は、反抗的な態度を見せたセナに対する懲罰だったと解釈している。一方、スポンサーからの支払いが遅れているため、当初はカルン・チャンドックがイギリスGPでシートを失うおそれがあったとしている。