F1ハンガリーGPでスチュワードを務めたデレク・ワーウィックは、本当はミハエル・シューマッハを失格にしてやりたかったと述べた。ミハエル・シューマッハは、F1ハンガリーGPで元チームメイトのルーベンス・バリチェロに幅寄せし、ホームストレートでウォール間際まで追いやった。レース後、シューマッハにはベルギーGPでの10グリッド降格ペナルティが科せられた。
しかし、元F1ドライバーのデレク・ワーウィックは、ミハエル・シューマッハに黒旗を提示することが「若手ドライバーへの良い手本になっただろう」と述べた。「証拠ビデオを得た頃には、時間が過ぎてしまっていたので、我々は過去にさかのぼって適用しなければならなかった」とデレク・ワーウィックは述べた。ミハエル・シューマッハは、月曜日に自身のウェブサイトで謝罪したが、デレク・ワーウィックは、レース後のスチュワードによる尋問でのミハエル・シューマッハの態度に「失望した」と認めた。「次のグランプリ、もしくは2つのレースで彼を失格にすることもできた」「しかし、我々はスパで10グリッド降格を科すことを大きなペナルティだと感じた。彼が新しいスチュワードがドライビングを大目に見ることはないということをそこから学んでくれることを期待している」デビッド・クルサードは、シューマッハが“勝者”であったため“傲慢”に振舞うことに慣れていのだろうと語る。「彼が若いチームメートに定期的に恥をかかせている今、そのような評判の低下は洗い流せないだろう」「彼が謝罪するまで、ただちに辞めさせろとの要求は激しかった」「彼の懺悔によって、なにかが変わるかどうかはわからない」